「うまくなるにはどうしたらいいですか？」
の続編です。

正直、頭だけで考えてもどうにもなりません。

「どこにスポットを置くのか」

が最も重要となります。

時々、予約の段階で「このお菓子は難しいですか？」

と聞かれます。

この質問の段階で、見ている部分が違うかな・・・。

難しそうだけど作ってみたいのか、そうじゃないのか、
簡単と言われたらやる気になれるのか。
でも基準は人によって違うから安易に「簡単ですよー」と
お伝えしてて、いざやってみたら

「難しいやん・・・」

となる可能性もあるわけで。

そして、人によって私からの答えが違うのも
何だか失礼な話になってしまいます。

ご自身がどうされたいか？

どう頑張ってもそのお菓子を作ってみたいのか、
失敗するかもしれない自分の姿を見たくないのか。

以前「難しいですか？」と聞かれて

「仮に難しいとしたら、〇〇さんにとって
　何か困ることはありますか？」

と聞いてみたら、当然明確な困りごとはないわけです。

で、「あれ、何で悩んでたのかな？」と思われ、
無事にそのメニューを受講され、とっても綺麗に作られました。

「答えは自分の中にある」

とは、こういうことなんじゃないかなと思います。
自分の決定を他人軸に預けすぎない。
決定の為に他の意見を参考にするのはもちろんいいと思います。

だけど最終的に決めるのは自分自身。

そして出来れば常に自分の安全な領域

「コンフォートゾーン」

を一歩だけ、半歩だけでも踏み出してみれば、
今までとは全く違う世界が広がります。

自分よりも経験の浅いグループの中で「上手だね」と
言われてホクホクしてるのは、
短い時間で抜け出すようにした方が、うーんと上達します。

とにかく「一度行動してみる」ことが、
今を抜け出す大きな一歩となるでしょう。